タクシーで長距離バスターミナルまで行き、そこからバスに揺られること約2時間。
バンコクを離れ、アユタヤへ行きました。
タイの発音ではアユタヤーです。一緒ですね。
徹底的に破壊された寺院、仏像・・・
それらが当時のまま残っている世界文化遺産アユタヤ。
アユタヤ市街に着いたらそこからトゥクトゥクに乗って目的地まで移動です。
1時間200バーツでチャーターできるよとトゥクトゥクのおじさんに言われました。
今思えば、まったく妥当な料金設定なのですが、当時の僕は、変にこだわりを持っていた為、40バーツで目的地まで送ってくれるだけでいい!と頑なに申し出を拒否したため、結局トータルではチャーターした方が安かったという残念な結果を招いたのは内緒です。多分、拒否するタイ語を使いたかっただけなんだと思います。
エレファントキャンプ
まずはエレファントキャンプへ行きました。
象さんに乗る為です。
象さんに乗っていると、上下左右にビックリするほど揺れるので、写真なんか撮れたもんじゃありませんでした。一人旅の悲しいところは自分の姿を写真に納められないことなのですが、象さんに乗っている時は本当に残念でしたね・・・。
象さんの上から見た世界。車より全然高いです。
一人ということもあり、象さんの上ではしゃぐにはしゃげませんでした。
降りた後は、いよいよ遺跡巡りです。
ワット・プラー・シー・サベット
瓦礫同士が重なって、なんとなく当時の面影を残していますね。
まさに遺跡。
遺跡の至る所に注意の看板が立っています。
遺跡に登らないでね!とか、首の無い石像に自分の顔を乗せて写真を撮らないでね!という注意が書かれています。
ただし、日本語のみで。
日本人の悪ノリに遺跡側はだいぶご立腹のようでした。
近くに日本のツアーが居たので、何食わぬ顔でその中に混ざってみたりもしました。
記念撮影するよーという雰囲気になったので、試しに僕のデジカメもガイドに渡してみました。一応写真は撮ってくれたんですが、「アノヒト、うちのバスのオキャクサンじゃナーイ」と片言の日本語で指摘され、日本人観光客もクスクス笑い始めたので、さすがに気まずいなと思い、一団とはそこでお別れしましたね。
ワット・ロカヤスタ
平地にドン!と横たわる涅槃大仏です。
皆さんご存じ、サガットのステージですね。居ませんでしたけど。
この近くには、攻撃的な野良犬(きょうけんびょうのもと)がいたので、ロクに写真も撮らず、すぐ帰ってきました。逃げ帰って来たと言ってもいいです。
犬超こえー・・・。
ワット・マハータート
アユタヤの代名詞とも言える有名な遺跡です。
木に埋まった仏像といえばピンと来る人も多いのではないでしょうか。
神秘的ですね。いいですね。
今まで、ナマで見て「おおぉー」と思ったものが2つあります。
一つはルーブル美術館のモナリザ、そしてもう一つが、このワットマハータートの木に埋まった仏像です。迫力が違いますね。
アユタヤは本当に刺激的な観光地でした。
アユタヤー遺跡は、今も静かに時間が止まったままなのです・・・。