土用の丑を大々的にアピールしていたセブンイレブンで
うなぎ弁当を買った。そして食べた。
滋養強壮に持ってこいだと思った。
口に含んだ瞬間鼓動が高ぶり、体中の血脈が開き
みなぎるパワーを感じまくったので、操気弾くらいなら
撃てるカモと思った。
うなぎ最高。美味すぎ。
うなぎと言えば、よく食い合わせの例として登場するが
ネットの広大な海を徘徊しているとまだまだ食い合わせに関する
間違った知識をさも当然といった感じで披露しているサイトの
多いこと多いこと。
中でもダントツで多いのが
食い合わせ迷信説。
「医学的根拠がまったくないから迷信。私医者ですが何か」
こんな記事をそこかしこで見ると私は寂しい気持ちになるのです。
先人の知恵ってのはそんな薄っぺらいもんじゃないんだよ!(´ω`)
次に多いのが
梅干で食欲が増しすぎて限界以上に食べるから腹壊す説。
「梅干の酸味に食欲増進の効果があり、結果うなぎを食べすぎて
お腹を壊すんだよ」
こんな記事をそこかしこで見ると私は悲しい気持ちになるのです。
これだと梅干は全ての食物と相性悪いことになるじゃん!(´ω`)
本当はね、もっとシンプルなんだよ。
シンプルなことなんだよ。
そもそもうなぎっていうのは油分の多い食べ物なんだよ。
栄養価が高いけど胃もたれを併発しやすい食べ物なんだよ。
そして梅ってのは知ってのとおり酸味のつよーい食べ物なんだよ。
しかもこの時期、酸味が特に強いんだよ。
強い酸味は胃に負担をかけまくるのだよ。
単品でそれぞれ攻撃力の高いものたちを
同時に胃に入れたら
そりゃ負担はピークになりますよ。
だから食べ合わせが悪いって言われているの。
今ほどモノが豊かじゃなかった時代。
日の丸弁当とか当たり前の時代。
夏ばて対策のために日の丸弁当の上にうなぎでものせてみようなんて
粋な考えがあったことは想像に難くない。
そんな先人たちが後世に残した食べ合わせ例の数々。
時代背景や世相を考えずに医学の知識だけで語っちゃいけないぜ。
まぁ・・なんだ・・・
後半はほとんど
推測ですが。
とにかくうなぎ美味しかったです。
養殖場の方、コンビニの店員、うなぎを僕まで届けてくれて
ありがとうございました。