ほんの2ヶ月前まで、毎日暮らしていた場所に久しぶりに帰ってきた。
なぜなら、明日は卒業式。
見慣れた駅、見慣れた店、見慣れた通り、見慣れた電車、見慣れた病院。
見慣れていたはずの全てのものが懐かしい。懐かしすぎる。
信じられないくらい、『懐かしい』という気持ちが湧き出してきた。
これが上京パワーというものなのか。
今まで、ぜんっぜん田舎だと思っていなかった近所の風景が、今は紛れも無く田舎臭を漂わせている。いや、良い意味で。
景色だけで、こんなに懐かしがっていたら、明日、友人に会ったら失神してしまうんじゃないかとおもう。いや、良い意味で。
それにしても実家はよい。
学生時代にも一人暮らしをしていた手前、何度か『帰省』という経験をしたがこれほどまでに心地よいとは思わなかった。
ゴールデンウィークやお盆に、
混むと分かってるのに帰省する人たちを
きちがい物好きな人たちだなぁと思って傍観していたが、彼らの気持ちも今なら理解できる気がする。
彼らをみて、微笑みながら頷ける自信がある。
ともかく今日から週末まで、羽が伸ばせると思うと、興奮を隠し切れない。
一つだけ、釈然としないのは、とんでもなく財政難な息子を尻目に、親の車がマークXに変わっていたことだ。
しかも保険の関係という盾を振りかざされて、運転させてもらえない。
それだけ残念。
ともかく明日は卒業式。
(*´ω`)ノ 超たのしみー。