ゲームプログラマのエリートが世界に羽ばたく感動巨編!
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【2013.06.29 Saturday 】 author : スポンサードリンク
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東京の野良猫

ルドルフ。

日本に、とある物語が書かれた本ある。
タイトルは「ルドルフとイッパイアッテナ」。

僕はもう20年以上前にこの本を読んだ。
続編に、「ルドルフともだちひとりだち」という本もある。
これも読んだ。当然20年以上前に・・・だ。

このブログからも溢れてしまっている僕の
底知れない教養、驚くほどの守備範囲の広さは
こうした幼児期からの積み重ねで形成されている
と言っても過言ではない。

岐阜県に住んでるペット猫のルドルフが
ひょんなことから東京に出てきてそこで
一匹の野良猫とあう。
ルドルフはその猫に名前を聞くが、いかんせん
野良猫なので名前が無い。
ある人にはタマと呼ばれ、別の人にはまた違った
名前で呼ばれる。
だから野良猫はこう答えるのだ。
「俺の名前はいっぱいあってな・・・」
ルドルフはイッパイアッテナというのが
名前だと勘違いして、以後、そう呼ぶのだ。
そして東京で2匹の友情ストーリーが紡がれる・・・。

大人になって、改めてこの話の味わい深さを感じる。
ルドルフと重なる部分も多い。


本とは読んだ人間に多大な影響を与えるものだ。
丁寧に作られた本はとても大切なものを与えてくれる。


いま巷では、殺人を犯した少年の実名を記した本が
話題になっている。
福田君を殺してなんになる」というタイトルの本なのだが
テレビ報道等では、この名前の部分がぼかされている。
本のタイトルをぼかすなんて本に対して失礼極まりないので
みていてとても不快になる。
でももっと不愉快なのは、この著者は、殺人を犯した死刑囚が
少年なのをいいことにこうしてタイトルに実名を使って
販促に役立てようとしていることだ。
勝間和代に代表される、マーケティングだけで売りまくる
中身の無い本と同じアプローチだ。

福田少年含め、死刑囚は殺されるんじゃない。
裁かれるだけなのだ。その結果死ぬだけであって
この本のタイトルの認識はそもそも誤りである。

が!!

著者はそんなこと分かってこのタイトルを
つけているのだ。こうやって釣り針に引っかかる
人間が多ければ多いほど話題になる。
マーケティングで売りまくるというのは、つまり
こういうアプローチの積み重ねなのだ。
浅ましい。悲しくなるほど程度が低い。
ちなみにもし自分がこの本のタイトルをつけるなら
「少年福田に償わせて何になる」とする。
法治国家なので粛々と刑が執行されたらいいと
思っているが、個人的な思想はさておき
つまらない本をマーケティングだけで売りたいなら
このぐらい徹底しないとだめだ。


ルドルフに初めて出会ったあの日から20年以上が経ち
書店には程度が低い本が溢れるようになってしまった。
とはいえ、いい本もイッパイアッテナ。

私の知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
と、いいなぁ。

【2009.10.07 Wednesday 22:04】 author : どすこい
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【2013.06.29 Saturday 22:04】 author : スポンサードリンク
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